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福岡県立水産高校を卒業後、18歳の時から大分県別府市で竹職人を志し、今年で22年目になりました。初代、太田龍々斎、初代、渡辺竹清、二代目、渡辺竹清、三代に亘る145年の歴史、 技術を受け継いで、翡翠のような美しい籠を目指して、日々、精進、努力しています。  お客様からのオーダーメイドの竹バッグや竹籠の製作も承っています。 お気軽にお問い合わせくださいませ。

   




 
  日本産 極上研出梨地漆
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漆とは、昔から日本にある天然塗料です。

ウルシ科に属する植物は、世界中で約600種ありますが、樹液を塗料として使用できるものは、

「うるし」の木から採ったものだけです。


漆は、一旦、固まると酸、アルカリ、アルコール等の薬品類や高熱にも耐える

強靭な塗膜を作ります。また、普通の塗料は、日が経つにつれて光沢を失くしてゆくのに対して

漆は、逆に年とともに艶を増し、漆ならではの深みのある美しさを保ちます。

漆は、他の塗料と違い、乾燥させて固まらせるわけではありません。

漆液に含まれている酸化酵素ラッカ-ゼの働きで硬化します。

ラッカ-ゼの働きを良くするためには、適温、適湿が必要です。

気温20℃前後、湿度80%前後が最適です。不思議な塗料ですね。


 漆というと、お椀に塗ることを連想する方が多いと思います。

竹籠に塗る場合は、拭き漆という技法を使います。

拭き漆とは、漆を塗って、拭き取ってしまう技法です。


せっかく塗った漆をなぜ拭き取るのでしょうか?

それは、竹籠の編み目を活かすために、竹の表面に、うっすらと漆をのせるためです。

竹の色に僅かに深みを加え、艶やかな竹籠ならではの光沢を放ちます。



   拭き漆で仕上げた竹籠の表面

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