FC2ブログ

職人列伝 その3

中岩孝二

本日は、笑竹堂こと、三原啓資さん、萌枝さんご夫婦のお話です。

DSCF9515.jpg
 






 啓資さんは、竹細工を初めて6年目、萌枝さんは、4年目の若手の竹細工職人です。

三原さんご夫婦は、竹細工の青物と言われる籠や笊を専門に作っている優しい人たちです。

青物とは、山で切り出した青々した竹を使った籠のことで、

みずみずしい青い色の籠は、清涼感があり美しい籠です。

この丸笊は、三原さんご夫婦のお師匠さんからの直伝の丸笊です。

そうめんをのせて食べたら、美味しいでしょうね。

DSCF9533.jpg



工房を訪れた時に、作っていた御用籠という大きな籠です。編みヒゴの長さは4メートルの編みヒゴを

使うそうです。七輪で火をおこして竹を炙り、曲げる作業をしていました。

昔ながらの技法で、自然と人に優しい仕事を心がけています。

三原さんご夫婦の作る籠や笊には、ボンドなどの人に害のあるものは、

一切使わないそうです。使う人の事を考えて作る、真心のこもった物作りです。

笑竹堂のフェイスブックは、こちらから

DSCF9489.jpg


作りたての片口ショウケ

DSCF9496.jpg


こちらの片口ショウケは、作ってから2年経っているそうです。

色が薄い茶色に変化しています。

DSCF9532.jpg


こちらの籠は、三原さんの作った籠ではないそうですが、10年以上前の笊だそうです。

とても良い色艶ですね。青物の笊や籠の魅力は、何と言っても色の変化、みずみずしい

青色の籠から、だんだんと飴色へ変化していく様子も楽しみの一つ。

なんだか籠や笊が育っていくようですね。

DSCF9530.jpg

 

三原さんご夫婦の籠作りの現在のお悩みは、良い籠を作りたい一心で、

丁寧に籠作りをしているので、どうしても生産が遅くなってしまうことだそうです。

「手を抜いてどんどん作れ」と言う人もいるそうですが、三原さんご夫婦は、それは出来ないと言います。

「お金儲けのために籠や笊を作っているわけではないのです」 と、ここに本物の職人魂を見ました。

私は思います。その真心は、お客様にきっと伝わっていると思います。



DSCF9504.jpg


こちらは、鍋敷です。私の家の食卓でも活躍しています。

DSCF9498.jpg


  笑竹堂の商品は、こちらからどうぞ




スポンサーサイト
Posted by中岩孝二

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply