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市原華雲斎作、盛籠の修理 その2

中岩孝二

この盛籠、汚れを取り除いていくと、なるほどなるほどと黒い汚れの原因が解ってきました。



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どうやら、この籠の前の持ち主様が、籠の傷んだ所をボンドで修理しその上に黒い汚れを付けて

古く見せていたようです。

前の持ち主様が、傷んだ所をなんとかしようと頑張って修理したのでしょう。


ボンドの後をきれいに取り除いて、新しく籐を巻き直しました。

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籠の足の籐が切れています。

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新しく巻き直しました。

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網代編みの編みヒゴの折れた後にも、ボンドで修理した後がありました。

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折れている所、2か所を煤竹で修理しました。

この籠の色にそっくりな煤竹を選びました。ほぼ同じ色と言っても良いでしょう。

自分でも何処を縫ったのか解らなくなりました。

それにしても煤竹は、懐が深いですよね。

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修理完了です。

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裏も綺麗に治りました。

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この盛籠は、なかなか魅力があります。市原華雲斎の作ですから、当然ですね。

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元の美人に戻ったのではないでしょうか。



修理参考価格 30,000円


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Posted by中岩孝二

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