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福岡県立水産高校を卒業後、18歳の時から大分県別府市で竹職人を志し、今年で22年目になりました。初代、太田龍々斎、初代、渡辺竹清、二代目、渡辺竹清、三代に亘る145年の歴史、 技術を受け継いで、翡翠のような美しい籠を目指して、日々、精進、努力しています。  お客様からのオーダーメイドの竹バッグや竹籠の製作も承っています。 お気軽にお問い合わせくださいませ。
この盛籠、汚れを取り除いていくと、なるほどなるほどと黒い汚れの原因が解ってきました。



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どうやら、この籠の前の持ち主様が、籠の傷んだ所をボンドで修理しその上に黒い汚れを付けて

古く見せていたようです。

前の持ち主様が、傷んだ所をなんとかしようと頑張って修理したのでしょう。


ボンドの後をきれいに取り除いて、新しく籐を巻き直しました。

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籠の足の籐が切れています。

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新しく巻き直しました。

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網代編みの編みヒゴの折れた後にも、ボンドで修理した後がありました。

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折れている所、2か所を煤竹で修理しました。

この籠の色にそっくりな煤竹を選びました。ほぼ同じ色と言っても良いでしょう。

自分でも何処を縫ったのか解らなくなりました。

それにしても煤竹は、懐が深いですよね。

DSCF8557.jpg


修理完了です。

DSCF8560.jpg


裏も綺麗に治りました。

DSCF8562.jpg


この盛籠は、なかなか魅力があります。市原華雲斎の作ですから、当然ですね。

DSCF8563.jpg


元の美人に戻ったのではないでしょうか。



修理参考価格 30,000円


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