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煤竹波網代バッグの制作 その1

中岩孝二

  煤竹波網代バッグを作るための煤竹を切り分けました。

この時の作業は、ただ鋸で切るだけの事ですが、100年前の貴重な煤竹ですし、

最上の煤竹でございます。緊張しながら、切り分けました。

DSCF7751.jpg





 煤竹を2晩ほど水に浸けます。

普通の竹であれば、1日で充分ですが、煤竹は、硬く引き締まっているため、

1日水に浸けたぐらいでは、水を吸い込みません。

その後、煤竹の表皮を磨き包丁で削り取ります。

DSCF7759.jpg


時々、煤竹の表皮を、なぜ削るのですか?と質問されることがあります。

置物の籠であれば、表皮そのままでも、使用に耐えますが、バッグのような実用品では、

煤竹の表皮はもろく、壊れやすいからです。

煤竹の表皮を削りおとした方が、丈夫で長持ちします。

そして、なめらかな質感になり、漆の載りも良いです。

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Posted by中岩孝二

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